Bird Design Letterpress

書籍『職人の手』にご掲載いただきました

2019年12月3日

職人の手

2019年12月3日発売の書籍『職人の手』(アノニマ・スタジオ、山﨑真由子著)にバードデザインレタープレスの市倉郁倫を取り上げていただきました。

本書は「時代が変わっても、人の手にしか生み出せないものがある」というコンセプトにおいて、各分野で活躍されている職人の仕事を丁寧に追った記録になります。愛情深い目線かつ事実を捉えた描写、職人にも読者にも誠実に向き合おうという姿勢が文章に現れています。

著者である山﨑様が惚れ込んだという16人の職人の中に選んでいただき大変光栄に思っております。今後も活版印刷の世界を皆様に楽しんでいただけるよう努めてまいります。

活版印刷名刺の制作プロセスにご興味のある方、また名刺やポストカードをご検討中の方にもおすすめの一冊です。是非ご一読いただけましたら幸いです。

【内容紹介】
職人、それは日々粛粛と手仕事をする人たち。ものづくりだけでなく、その生き方が、職人たるゆえんです。ガラスペン、洋傘制作、結桶師、陶工、日本茶農園など、過去の知恵や技を受け継ぎつつ未来への挑戦を続けている、30〜90代の職人16名の取材記です。
【目次】
ガラスペン/菅 清風

洋傘(小宮商店)/小椚正一・小椚富子

普茶料理/古川竜三

江戸文字/橘 右之吉

桐たんす/田中英二

モデリスト/三竹伸之

鍋/中村恵一

結桶師/川又栄風

ビヤホール主人(ビヤホール ランチョン)/鈴木 寛

陶工/今泉 卓

仏師・彫刻家/加藤巍山

クリーニング師/伊沢裕樹

篆刻家/雨人 加藤俊輔

活版印刷家/市倉郁倫

日本茶農園(カネ十農園)/渡辺知泰

歌舞伎 床山/谷川兼太郎
【著者】
山﨑真由子
1971年東京生まれ。大学卒業後、雑誌編集業に従事。フリーランスの編集者として食、酒場、筆記具、カメラ、下町、落語など“ モノとヒト” にまつわる分野での仕事多数。著書に『林業男子 いまの森、100 年先の森』、『ときめく文房具図鑑』(山と溪谷社)など。
【出版社】
アノニマ・スタジオ
アノニマ・スタジオは、KTC中央出版の「ごはんとくらし」をテーマとしたレーベルです。食べること、住まうこと、子育て、雑貨・・・暮らしを少し豊かにしてくれる生活書を中心に、本づくりやイベントを行っています。
アノニマ・スタジオ『職人の手』
https://www.anonima-studio.com/books/craft/shokuninnote/